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野菜が食べたくなったら、一直線に〈RF1〉へ!
色とりどりのお惣菜が揃う〈RF1〉で、20年以上もロングセラーを誇る看板メニューがあります。それが、30品目もの野菜を使ったサラダです。「1日30品目」という旧厚生省の食生活指針にヒントを得て、早瀬さん達は「30品目サラダ」を開発。最初は肉や魚を入れた30品目でしたが、人気が出ず2001年に販売休止になったそうです。そこで「〈RF1〉が強みにしている野菜だけで30品目を入れたらいい」と気づいた早瀬さんは、野菜の個性に合わせてカットの大きさや調理法、配合を考えて試作を繰り返しました。翌年の年始早々に新しい30品目サラダを発売。お客様の心をつかみ、人気は今に続いています。
早瀬さん、主役の野菜を引き立てるこだわりとは? -
“サラダの匠”こと、早瀬達秋さん。
誕生日が野菜の日(8月31日)なのは運命的!?「季節ごとにおいしい野菜を選んで、なるべく生の食感を生かし、固ければボイルや千切りに。野菜の個性を見極め、カットや配合を調整します。100gの中に必ず30品目が入るよう、実は37~40品目使っています。」
そのほか地域の伝統野菜に注目したり、50品目入りの限定サラダが登場したりしたことも。「時代やトレンドに合わせてアップデートし続けてきたサラダなんです。その間に私も野菜を深く学び、野菜に育ててもらいました。」

「私」を幸せで満たし、日々をいつくしむための企画「Satisfy me」。
たっぷりの野菜でヴィヴィッドに彩られた
ショーケースを前に、思わず足が止まる…
そんな経験はありませんか?
春野菜がおいしい季節、惣菜ブランド〈RF1〉を展開する株式会社ロック・フィールドを訪ねました。
迎えてくださったのは、数々のヒット商品を生み出してきた商品開発担当の早瀬達秋さんと明山計子さん。
人気サラダの誕生秘話や野菜に込めた想いをうかがってきました。

野菜と真剣に向き合い、
その個性を生かした看板サラダ

野菜たっぷりのポテトサラダは、
「ポテトのソースで野菜を食べる」
逆転の発想から
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〈RF1〉の原点! 乳酸菌&オリゴ糖 野菜たっぷりのポテトサラダ
(100g) 税込345円「〈RF1〉の原点は、前身となるブランドで1987年に発売したポテトサラダです。」と早瀬さん。「当時店頭にあるのは加熱した野菜を使ったサラダばかり。でも、サラダの魅力といえば野菜の鮮度とシャキシャキ食感ですよね。生野菜を思いっきり使ったポテトサラダをつくろうと思いつきました。」なんともユニークなのは、早瀬さんが「ポテトは野菜を食べるためのソース」と考えたこと。メインはポテトでなく、野菜。まさに逆転の発想から大ヒットサラダは生まれました。ポテトのソースは全体が調和するように野菜ジュースをベースに、ヨーグルトで爽やかさを加えています。
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早瀬さんのもとで実績を積んだ明山計子さん。
〈RF1〉のDNAを次代につなぎます〈RF1〉の定番に育ったポテトサラダは、25年を経て明山さんに担当が引き継がれました。「入社早々、早瀬さんがつくった独創的なコンセプトに衝撃を受けました。」と明山さん。「大事な商品だから、根幹は大事に守りたい。そのうえで時代の健康志向に応え、オリゴ糖と乳酸菌を加えました。また、人々の嗜好の変化に合わせて、酸味を控えた味に変えています。」開発から38年の間にブラッシュアップは数十回も!これからの展開にも目が離せません。

ボンゴレがインスピレーション源。
魚介のだしでおいしいソースを!
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たっぷり海の幸の美味サラダ(100g ) 税込594円
「たっぷり海の幸の美味サラダ」は、15年前に明山さんが開発を担当した人気メニューです。「日々気軽に楽しめて、魚介の味わいを堪能できるサラダを」とリクエストを受けて着目したのがボンゴレパスタ。「アサリだしが利いたパスタがおいしいように、魚介の旨みを生かしたソースをつくったらいいのでは!とひらめきました。これって、早瀬さんの『おいしいソースで野菜を食べる』という考え方がベースになっているんですよね。」と明山さんは微笑みます。
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お2人の想いは一つ、「新鮮な野菜をおいしく食べてもらいたい」
そうして、アサリだしと〈RF1〉自慢のマヨネーズに旨みあふれるトビコをプラスした特製ソースが完成!水菜や大根などの野菜が魚介の風味豊かなソースをまとって、至福のおいしさを奏でます。海老やヤリイカなど4種類の魚介も満足感をぐんと押しあげます。今や30品目のサラダと並ぶ定番メニューとなったサラダは「本当においしい。『明山さん頑張ってるな』と頼もしく見ています。」と、“サラダの匠”早瀬さんのお墨つきです。

野菜を使う料理はぜんぶサラダ。
開発の道は果てなく未来に続く
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右:早瀬さん「最近ではラー油のポテトサラダ、トムヤムクンやグリーンカレー味なども試作しています」
左:明山さん「キットタイプの野菜たっぷりポテトサラダの進化にも挑戦中です」「野菜は同じ品種でも、季節や産地、生産者によって、味や香りが異なります。『誰がつくったのかな』『今日は少し違うな』と私は日々野菜と対話しています。」と早瀬さん。契約栽培をお願いしている全国の農家さんのもとを定期的に訪れ、野菜と真摯に向き合って、一番おいしい食べ方を追求し続けています。「野菜も人も、持ち味を生かしてナンボ。サラダは関わった人全員が生み出した作品です。全国の農家さんはみーんな友達みたいな存在。彼らの努力を知るからこそ大切に使おうと思えます。」
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明山さんは、早瀬さんに言われた「野菜を使う料理はぜんぶサラダ」という言葉に、いろいろな可能性を見出しています。「そう考えると、肉じゃがや青椒肉絲もサラダになり得ますし、精進料理やエスニック料理にヒントがあるかもしれません。アイデアが無限に広がります。」ご自身も働く女性。多忙な世代に向けて、「サラダが1品加われば食卓がパッと華やぎます。楽しく、おいしく、手軽に野菜を味わって元気をチャージしていただきたいです。」とメッセージをくださいました。
「今も新しいポテトサラダを考案中!開発には終わりがありませんから。」と笑う早瀬さん。ともにプライベートでは野菜づくりにも取り組み、常に進化し続けているお2人から、どんなアイデアが飛び出すか楽しみでなりません。
◎全国で販売されている〈RF1〉のサラダは、ロック・フィールド「静岡ファクトリー」でつくられています。JOY CLASS夏号(2025年7月アップ予定)では、丁寧な手仕事を大切にする「静岡ファクトリー」を訪ねる予定です。お楽しみに!
大丸・松坂屋各店で
皆様をお待ちしております。
〈RF1〉お取り扱い店舗
- ■大丸心斎橋店 本館 地1階
- ■大丸梅田店 地1階東
- ■大丸京都店 地1階
- ■大丸神戸店 地1階
- ■大丸東京店 地1階
- ■大丸芦屋店 地1階
※友の会窓口はございません。
- ■松坂屋名古屋店 本館 地1階
- ■松坂屋上野店 地1階
※友の会窓口はございません。 - ■松坂屋静岡店 北館 地1階
2025年3月11日現在の情報です。
- 掲載品は2025年3月11日時点の取り扱い商品・価格です。
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