第2の皮ふともいわれる肌着は、いにしえより大切な肌を守るものであり、また美やエレガンスを表現する服飾文化として発展してきました。日本の女性が洋装をまとい始めた頃、幸一氏はまずヨーロッパの装いに学びます。特に優雅なレース、肌に触れるより良い素材への情熱から、貴重な服飾資料を蒐集しました。その志は京都服飾文化研究財団（KCI）の服飾の研究に結びつき、そのコレクションの希少性は各方面から一目置かれるほどです。レースなどの上質素材、女性らしい優雅さに注ぐリスペクトを今に受け継ぐのが、ランジェリーブランド〈Yue（ユエ）〉です。

お客様一人ひとりのからだに沿うこと、そしてこころに寄り添うこと、2つのフィットをお手伝いするのがワコールビューティーアドバイザー（BA）です。BAは、〈ワコール〉独自のフィッティングの技術とおもてなしのスペシャリストたち。BAとして30余年のキャリアを持ち、現在は指導役のスーパーバイザーとして活躍されている三好さんに、ランジェリー選びの秘訣をお聞きしました。

「まずはご自身の今の正確なサイズを知っていただくこと、そして自然な年齢の変化に対応できるアイテムをおすすめしたいですね。着心地の良いフィットとは、“ゆるい、やわらかすぎる”ではなく、“やわらかく支えられ、動きやすい”ことが一番です。同じアンダーやカップサイズのブラジャーも、商品によって設計が異なり、つけたときの感覚や見え方が違います。そして、肌ざわり、身につけるシーン、デザイン美、お顔映りなど、お気持ちへのフィット感を大切にして選んでいただきたいですね。」
こちらの話や動きにやさしく合わせて話してくださる三好さんの笑顔に、いつしか緊張もほぐれ、デリケートなランジェリーのフィッティングに際しても、信頼してからだをあずけ、素直な気持ちを打ち明ける気分になっていました。
頼もしいサポーターとご一緒に、長い時間をともに過ごすランジェリーと運命の出会いを。そこから、“私を満たす”春を始めませんか？