優雅でおいしい、午後のひととき。
「アフタヌーンティー」

ル・ジャルダン ホテル椿山荘東京

四季折々に多彩な表情を見せる、美しい庭園に包まれたホテル椿山荘東京。
ロビーラウンジ「ル・ジャルダン」では、庭園の眺めとともに、英国式アフタヌーンティーを愉しむことができます。
同ホテルのマーケティング部門でマネージャーを務める園部咲乃さんが、
憧れのアフタヌーンティーの世界へと案内してくださいました。

英国スタイルのアフタヌーンティー

庭園を望むロビーラウンジ 「ル・ジャルダン」
庭園を望むロビーラウンジ 「ル・ジャルダン」
秋を愉しむアフタヌーンティー ※写真はイメージ
秋を愉しむアフタヌーンティー ※写真はイメージ
緑が映える愛らしいティーカップ「花更紗」
緑が映える愛らしいティーカップ「花更紗」

1992年のホテル創業時から本格的な英国スタイルのアフタヌーンティーを提供してきた、ホテル椿山荘東京。東京のホテルで初めてアフタヌーンティーを提供したといわれており、庭園の自然を愛でながら至福の時を過ごすアフタヌーンティーは、多くの人々に愛され続けています。
アフタヌーンティーが英国で生まれたのは、1840年代頃のこと。同ホテルのマネージャー・園部咲乃さんによると、「当時の食生活は1日2食が基本で、夕食までの空腹をおさえられるようにと、公爵夫人アンナ・マリアさんがサロンに友人を集め、スコーンと紅茶をふるまったのが始まり」なのだそう。
“小腹”を満たす軽食の時間は、おしゃべりに興じる社交の場でもありました。時を超え、その喜びを今の私たちも味わえるようになりました。同ホテルのロビーラウンジ「ル・ジャルダン」では、老若男女のゲストが紅茶と美食とともに、会話や眺望を愉しまれています。

食通からも愛される、名作スコーン

アフタヌーンティーの華、3段のティースタンド ※写真は2021年の内容です。
アフタヌーンティーの華、3段のティースタンド ※写真は2021年の内容です。
これがお目当てのファン多数!自慢のスコーン ※写真はイメージ 
これがお目当てのファン多数!自慢のスコーン ※写真はイメージ 
フードやサンドウィッチが味のアクセントに ※写真はイメージ
フードやサンドウィッチが味のアクセントに ※写真はイメージ

さて、テーブルに、アフタヌーンティーのセットが整いました。ホテルが守る英国スタイルを象徴するのが、3段のケーキスタンド。上段から順番に、スイーツ、スコーン、セイボリー(フード類)が、彩りよく盛りつけられています。約1〜2カ月ごとに変わるメニュー内容も、注目のひとつです。「庭園の四季を感じられる当ホテルらしく、桜や新茶、旬の果実など季節の恵みをテーマにしたメニューとなっております。ほかにも、日本茶や日本酒、コスメブランドとコラボレーションした企画などもご用意し、お客様にお楽しみいただいております。」伝統と新しい試みの絶妙なバランスに、期待はふくらむばかり!次回の予約を済ませて帰られるお客様が多いというお話にも、納得です。
そして、不動の名声を誇るのが、「外側はサクッ、中はふんわり」の自家製のスコーン。「国内外のホテルを訪れたお客様から『ここのスコーンが一番!』と言っていただくことがございます。私たちもうれしい限りです。」と園部さんはにっこり。秘蔵のレシピで焼きあげる、プレーンと季節のスコーンの食べくらべも愉しみです。ジャムやはちみつをたっぷりのせて、さあ召しあがれ。クロテッドクリームも、プレーンのほかにチョコチップ入りや醤油味などテーマごとにオリジナルフレーバーが登場。サプライズやバリエーションが満載のメニューに、ときめきが止まりません!

ティーの香味に、ほっと心がやすらいで

(左から)メダ・ワッテ、オリジナルの椿茶、ローズ
(左から)メダ・ワッテ、オリジナルの椿茶、ローズ
お好きなお茶を、お好きなだけどうぞ
お好きなお茶を、お好きなだけどうぞ

常時約20種類を揃える、ティーコレクションも圧巻です。「何種類の茶葉でも、いくらでもオーダーしていただけます。茶葉のお取り替えやおかわりも、お好きなだけお楽しみください。」と園部さん。リストには、ダージリンなど定番のクラシックティーに加え、アールグレイに代表されるフレーバードティー、季節のお茶にハーブティー、緑茶まで!迷ってしまうという方に、おすすめは?「ホテル名にちなんだ、椿茶はいかがでしょう?岩手で育った無農薬の椿葉に、岩手産甘茶を15%ほどブレンド。ノンシュガーなのにほのかに甘く、カフェインを気にされる方にも嬉しいノンカフェインで、どなたでもお召し上がりいただきやすいお茶も、オススメのひとつでございます。」
ところで、アフタヌーンティーを愉しむにあたっての決まりなどはあるのでしょうか?「マナーにも諸説があるようですが、ここでの主役はお客様。ご自由に思いのままお愉しみいただくことが、私たちの喜びです。」と園部さん。メニュー、空間、スタッフのみなさまのおもてなしに息づくやさしさに包まれて、いつのまにか心からリラックスし、くつろぎの時を過ごしていることに気づきます。

森のような庭園をおさんぽ

四季折々のレシピを、美しい写真とともに紹介。
「ホテル椿山荘東京 アフタヌーンティーレシピ」河出書房新社

おいしいお茶と美食を堪能した後は、庭園の散策に出かけませんか?秋は鮮やかな紅葉が森を染め、冬は椿、春は桜が、訪れる人をお迎えします。新緑輝く初夏は、夕べになると蛍が飛び、一転して幻想的な雰囲気に。さらに、四季の風景と霧のハーモニーが愉しめる「東京雲海」という国内最大級の庭園演出が、一年を通して行われています。
久々に会った友人と、大切な家族と、ゆっくり話したい。記念日や誕生日をお祝いしたい。一人で、特別な時を過ごしたい。様々な想いがお茶の風味とともに香り立ち、優雅な午後の時間が流れていきます。ご自宅でも、お気に入りのお茶があれば、自分流のアフタヌーンティーが愉しめます。それとも、足を伸ばしてホテル椿山荘東京へ?この秋、どんな虹色じかんを過ごしましょうか。

Information
グラスシャンパン、三段のオードブルスタンド、ローストビーフ、デザートのついた、夜の時間帯におすすめのイブニングハイティー。ボリューム感のあるローストビーフは男性にも人気で、優雅な大人の時間をお過ごしいただけます。

季節のアフタヌーンティー(WEB予約)

(1人前) 税込5,450円(サービス料別)

■期間:通年

※季節によりメニュー内容が異なります。

■時間:12:00~18:00(ラストオーダー)

イブニングハイティー(WEB予約)

(1人前) 税込6,000円(サービス料別)

■期間:通年
■時間:18:00~19:30(ラストオーダー)

2022年7月現在の情報です。

■ホテル椿山荘東京
ル・ジャルダン(ロビーラウンジ)

〒112-8680東京都文京区関口2丁目10−8
TEL.03-3943-5489(レストラン予約)https://hotel-chinzanso-tokyo.jp/※営業時間・定休日は変更となる場合がございます。ご予約時にご確認ください。
※当面の間、安全のため、庭園を含む施設ご入館は、営業施設ご利用のお客様のみとなります。